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お部屋探しをする前に、みんなこれだけ押さえてる!しっかり読んでお部屋探しの達人になろう!


by heya-tatsuzin

⑨違う不動産屋さんで同じ物件がある理由

「あれ、この物件。さっきの不動産屋さんでも紹介されたけど、なんで?」

何社か不動産屋さんを巡っていれば、こんな経験はあるはず。違う不動産屋さんに同じ物件情報があるって不思議ですよね。

ここでは不動産業界の内情をご説明します。


●不動産屋さん同士は「もちつもたれつ」!? 流通物件とは?

ある大家さんが自分のお部屋の募集依頼をA不動産に依頼したとします。A不動産は自分達で借主を見つけるよう活動するわけですが、自分達だけで活動するより、他の不動産屋さんにも協力を依頼した方が、早く借り手が見つかる可能性が高まりますよね。

                 大家
                  ↓
                A不動産
            ↓ ↓ ↓
         B不動産  C不動産  D不動産

つまり、大家さんはA不動産を窓口に、複数の不動産屋さんに募集依頼をしていることになります。

これが「流通物件」です。

同じ情報を複数の不動産業者が共有しているわけでです。指定流通機構(レインズ)といわれる機構があり、そこに物件情報を登録すると、その機構に登録している不動産屋さんは、その情報を得てお客さんに紹介をしているわけです。

仮に、B不動産がA不動産にお客さんを紹介した場合、A不動産はB不動産に対して、「紹介してくれてありがとう」、ということでお礼を支払います。具体的には、仲介手数料の半額を支払います。業界用語で「分かれ」といいますが、二社が間に入ったからといって、仲介手数料が二倍になることはありません。

不動産業界というのは、このようにお互いの情報を共有することで商売をしているんですね。


●大家さんが複数の不動産屋さんに直接募集依頼をする場合もある。

  大家
↓ ↓ ↓ ↓
A不動産  B不動産  C不動産  D不動産

この場合も複数の不動産屋さんが情報を共有することになります。流通物件とは違い、それぞれの不動産屋さんが窓口になっていますが、借り手を早く見つけた不動産屋さんが最終的に窓口になります。


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by heya-tatsuzin | 2008-12-26 14:07